2017年03月22日

政争の愚

読売新聞3月19日(日)
映画 豊洲「科学的には安全」…都の専門家会議が評価

メモ  東京・築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の安全性について検討している都の専門家会議が19日に開かれ、同市場の地下水から環境基準の100倍のベンゼンが検出されたとする再調査結果が公表された。

 最終9回目の調査と同水準の結果で、同会議の平田健正たてまさ座長(放送大学和歌山学習センター所長)は「科学的、法的には安全」と評価した。調査結果を受け、小池百合子知事は移転の可否を決定する。

 再調査は、地下水モニタリング(継続監視)の9回目調査で濃度が高かった地点を中心に、27か所で地下水を採取し、四つの調査機関がそれぞれ分析した。

 その結果、25か所で有害物質が環境基準を超え、ベンゼンは22か所中19か所で検出され、前回79倍だった地点は80〜100倍だった。ヒ素は6か所中5か所で最大3・6倍、「不検出」が環境基準のシアンは22か所中18か所で検出された。



読売さんの記事の見出しだけが 『豊洲「科学的には安全」』 と、突出していましたw


おおかたのメディアは、基準値100倍の見出しで、不安を煽ってましたねー。   

非科学的には安心できない、とw


もう、感情論になっている記事もあるし・・・

日経
映画 市場関係者「移転もうできない」 豊洲再調査でベンゼン100倍

メモ 東京都の豊洲市場(江東区)の地下水モニタリング調査で、都は19日、最大で環境基準の100倍のベンゼンが検出されたと公表し、市場関係者から懸念の声が上がった。

 築地市場(中央区)の講堂では6時間以上にわたり、都の専門家会議が開かれた。都は今年1月、「暫定値」として環境基準の最大で79倍のベンゼンが検出されたと公表したが、会議では「確定値」と確認。質疑応答では傍聴席で次々と手が挙がり、市場関係者が「もう豊洲には移転できない」と訴えた。

 有害物質の侵入を防ぐため、地下空間の床に遮蔽材を敷くといった対策案も示されたが、「今まできちんとやっていればこんな必要はなかった」「これで風評被害が払拭できるのか」との意見が相次いだ。

 一方、「もう豊洲に冷蔵庫を置いた。専門家会議は科学的な目で一生懸命検討してくれている。築地でずっとやっていけるのか」と早期移転を訴える関係者も。飲食店関係者は「豊洲に行くのか行かないのか、はっきりしてほしい」と迫った。

 会議後、鮮魚の仲卸業を営む男性(75)は「移転してよかったと100年後に言えるのか。一度立ち止まらないといけない」と指摘。別の仲卸業の男性(52)は「事態は深刻。このまま移転を押し通すとかなり反発が出る」と顔を曇らせた。



東京新聞
映画 豊洲、ベンゼン基準値100倍 専門家会議「地下水管理稼働が影響」

メモ  東京都の築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の地下水再調査で、環境基準の百倍となる有害物質のベンゼンが検出されたことについて、都の専門家会議は十九日、地下水の水位を一定に保つシステムの稼働が影響したと発表した。その上で、敷地内はコンクリートなどで覆って土壌や地下水を遮断しているため、「地上部は安全」と説明した。

 再調査では、二十九の観測地点のうち二十五カ所で基準を上回る有害物質を検出。前回九回目の調査でベンゼンが基準の七十九倍だった地点は百倍を検出した。別の地点でも基準の三・六倍のヒ素や、不検出が基準のシアンが確認された。

 九回目と今回は、一〜八回目の調査と比べて数値が急上昇した。専門家会議の委員は「過去の土壌汚染調査で把握できず、局所的に地下水の汚染が残っていた可能性がある」と説明。地下水をくみ上げる「地下水管理システム」が昨年十月に本格稼働したため汚染のある地下水が動き、数値が上昇したと分析した。

 一方で、地下水は飲用などに利用せず、地表から四メートル余はきれいな土を盛っているため汚染土に触れることはなく、地上の建物に地下水が流入するような問題もないと指摘した。土壌汚染対策法上の問題もないとの見解も示した。

 今回の再調査は信頼性を保つため委員が関与して四機関で分析した。一〜八回目と九回目以降の調査では、採水手順が異なっていたが、委員は「結果に影響はない」と結論づけた。

 専門家会議は今後も地下水調査を行い、推移を確認する。再調査に二カ月かかったため、四月に予定していた報告書の作成は遅れる見通し。小池百合子知事が移転の工程表で、「夏ごろ」としていた移転可否の判断時期にも影響する可能性がある。

◆小池知事 迫られる「政治判断」

 豊洲市場の地下水再調査の結果を受け、小池知事は十九日、報道陣に「基準超を重く受け止める」と述べ、移転の判断時期については明言しなかった。

 豊洲市場の土壌汚染対策は、敷地全体を二メートル掘り、きれいな土を四・五メートル入れるという方法だ。それより深い部分も、汚染があれば除去した。都側は「法令を上回る対策」と説明する。だが、再調査結果は、汚染された地下水が部分的に残っていたことを示した。

 専門家会議は、土壌汚染対策自体は「しっかりできている」と評価。残った汚染は局所的とし、地上部は科学的に安全であると強調した。「安全と安心は別」としている小池知事にとっては、「東京の台所」を移しても都民の理解が得られるのか、という政治判断を迫られることになる。

 豊洲市場は維持費が巨額という懸念もある一方、築地市場でも土壌汚染の可能性や老朽化、耐震性不足といった問題を抱える。小池知事は移転を七月の都議選の争点にする意向も示している。 (内田淳二)




やれやれ。

『小池知事 迫られる「政治判断」』

とは言うけれど、再調査に二カ月かかったため、四月に予定していた専門家会議の報告書の作成は遅れる見通し。

小池百合子知事が移転の工程表で、「夏ごろ」としていた移転可否の判断時期にも影響する可能性がある。

『小池知事は移転を七月の都議選の争点にする意向も示している。』

築地も地下には汚染物質があるわけだし、古い建物だからアスベストまで存在している。築地の選択肢はありえない・・・・・

豊洲の決断を早期に行えばよかったのであるが、もはやここで豊洲に決定すれば自民党だけでなくマスメディアからも叩かれて、小池知事自身の支持率が急落し都議選は戦えない。

結局結論を出せるのは都議選後ということになるのだろうが、築地の方々はたまったもんじゃありませんな。まさに政争の具にされているのだから



   秋風が吹けば安心するのか?
      





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映画 豊洲「科学的には安全」…都の専門家会議が評価
 東京・築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の安全性について検討している都の専門家会議が19日に開かれ、同市場の地下水から環境基準の100倍のベンゼンが検出されたとする再調査結果が公表された。

 最終9回目の調査と同水準の結果で、同会議の平田健正たてまさ座長(放送大学和歌山学習センター所長)は「科学的、法的には安全」と評価した。調査結果を受け、小池百合子知事は移転の可否を決定する。

 再調査は、地下水モニタリング(継続監視)の9回目調査で濃度が高かった地点を中心に、27か所で地下水を採取し、四つの調査機関がそれぞれ分析した。

 その結果、25か所で有害物質が環境基準を超え、ベンゼンは22か所中19か所で検出され、前回79倍だった地点は80〜100倍だった。ヒ素は6か所中5か所で最大3・6倍、「不検出」が環境基準のシアンは22か所中18か所で検出された。複数の物質が同地点で基準超だったケースもあった。


映画 市場関係者「移転もうできない」 豊洲再調査でベンゼン100倍
東京都の豊洲市場(江東区)の地下水モニタリング調査で、都は19日、最大で環境基準の100倍のベンゼンが検出されたと公表し、市場関係者から懸念の声が上がった。

 築地市場(中央区)の講堂では6時間以上にわたり、都の専門家会議が開かれた。都は今年1月、「暫定値」として環境基準の最大で79倍のベンゼンが検出されたと公表したが、会議では「確定値」と確認。質疑応答では傍聴席で次々と手が挙がり、市場関係者が「もう豊洲には移転できない」と訴えた。

 有害物質の侵入を防ぐため、地下空間の床に遮蔽材を敷くといった対策案も示されたが、「今まできちんとやっていればこんな必要はなかった」「これで風評被害が払拭できるのか」との意見が相次いだ。

 一方、「もう豊洲に冷蔵庫を置いた。専門家会議は科学的な目で一生懸命検討してくれている。築地でずっとやっていけるのか」と早期移転を訴える関係者も。飲食店関係者は「豊洲に行くのか行かないのか、はっきりしてほしい」と迫った。

 会議後、鮮魚の仲卸業を営む男性(75)は「移転してよかったと100年後に言えるのか。一度立ち止まらないといけない」と指摘。別の仲卸業の男性(52)は「事態は深刻。このまま移転を押し通すとかなり反発が出る」と顔を曇らせた。


映画 豊洲、ベンゼン基準値100倍 専門家会議「地下水管理稼働が影響」
 東京都の築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の地下水再調査で、環境基準の百倍となる有害物質のベンゼンが検出されたことについて、都の専門家会議は十九日、地下水の水位を一定に保つシステムの稼働が影響したと発表した。その上で、敷地内はコンクリートなどで覆って土壌や地下水を遮断しているため、「地上部は安全」と説明した。

 再調査では、二十九の観測地点のうち二十五カ所で基準を上回る有害物質を検出。前回九回目の調査でベンゼンが基準の七十九倍だった地点は百倍を検出した。別の地点でも基準の三・六倍のヒ素や、不検出が基準のシアンが確認された。

 九回目と今回は、一〜八回目の調査と比べて数値が急上昇した。専門家会議の委員は「過去の土壌汚染調査で把握できず、局所的に地下水の汚染が残っていた可能性がある」と説明。地下水をくみ上げる「地下水管理システム」が昨年十月に本格稼働したため汚染のある地下水が動き、数値が上昇したと分析した。

 一方で、地下水は飲用などに利用せず、地表から四メートル余はきれいな土を盛っているため汚染土に触れることはなく、地上の建物に地下水が流入するような問題もないと指摘した。土壌汚染対策法上の問題もないとの見解も示した。

 今回の再調査は信頼性を保つため委員が関与して四機関で分析した。一〜八回目と九回目以降の調査では、採水手順が異なっていたが、委員は「結果に影響はない」と結論づけた。

 専門家会議は今後も地下水調査を行い、推移を確認する。再調査に二カ月かかったため、四月に予定していた報告書の作成は遅れる見通し。小池百合子知事が移転の工程表で、「夏ごろ」としていた移転可否の判断時期にも影響する可能性がある。

◆小池知事 迫られる「政治判断」

 豊洲市場の地下水再調査の結果を受け、小池知事は十九日、報道陣に「基準超を重く受け止める」と述べ、移転の判断時期については明言しなかった。

 豊洲市場の土壌汚染対策は、敷地全体を二メートル掘り、きれいな土を四・五メートル入れるという方法だ。それより深い部分も、汚染があれば除去した。都側は「法令を上回る対策」と説明する。だが、再調査結果は、汚染された地下水が部分的に残っていたことを示した。

 専門家会議は、土壌汚染対策自体は「しっかりできている」と評価。残った汚染は局所的とし、地上部は科学的に安全であると強調した。「安全と安心は別」としている小池知事にとっては、「東京の台所」を移しても都民の理解が得られるのか、という政治判断を迫られることになる。

 豊洲市場は維持費が巨額という懸念もある一方、築地市場でも土壌汚染の可能性や老朽化、耐震性不足といった問題を抱える。小池知事は移転を七月の都議選の争点にする意向も示している。 (内田淳二)
posted by 金魚 at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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